会計学科４年（発表当時）大野悟さん
2020年3月5日にWashington, DCで開催されたアメリカ会計学会法廷会計部門カンファレンス（2020 Forensic Accounting Research Conference）において，明治大学経営学部会計学科４年（発表当時）の大野悟さんが研究報告を行いました。
アメリカ会計学会（The American Accounting Association）とは，1916年にアメリカで設立された会計研究のための学会です。その歴史は古く，今日に至るまで常に最先端の研究を発信しており，世界で最も権威があります。大野さんは，近年注目される領域である法廷会計学（Forensic Accounting）のカンファレンスにおいて，「"Are you really telling the truth?” Reading between the lines of fraud MD&A information: Extraction of “Feature words” using Text mining"」というタイトルで口頭発表を行いました。大野さんの研究は，テキストマイニング（文章解析技術）という手法を用いて日本企業の会計不正における開示情報の傾向を分析したものです。サンプル企業の有価証券報告書に対して分析を実施した結果，会計不正を行った企業の情報開示は，通常の情報開示とは異なる傾向が観察されることを明らかにしました。
