経営学部

【経営学部】黒田兼一名誉教授が労務理論学会の2020年度学術賞を受賞しました

2020年12月08日
明治大学 経営学部

『戦後日本の人事労務管理--終身雇用・年功制から自己責任とフレキシブル化へ』(ミネルヴァ書房、2018年)『戦後日本の人事労務管理--終身雇用・年功制から自己責任とフレキシブル化へ』(ミネルヴァ書房、2018年)

黒田兼一名誉教授の著作、『戦後日本の人事労務管理--終身雇用・年功制から自己責任とフレキシブル化へ』(ミネルヴァ書房、2018年)が,労務理論学会の2020年度学術賞を受賞しました。

労務理論学会・学術賞は、規定によりますと、「学術賞は本学会の会員の過去3年間に刊行された著作物のなかで特に優れた作品にたいして授与する。」「受賞作品は、各年度に1編とする」となっています。

「人が足りなくなれば回してもらえば良いし不要になれば返せば良い」「成果の達成のみ課せば自己責任で働くようになる」。現在進行する「働き方改革」の背景に、こうした危機的な認識、人事労務管理の放棄ともいえる状況があります。
受賞作の『戦後日本の人事労務管理--終身雇用・年功制から自己責任とフレキシブル化へ』は、戦後から現在に至る人事労務管理の変化の過程をその実態から丁寧に再検証。その時々の課題と「働かせ方」の原理の変遷を捉え直し、まさに改革の時の今、「ディーセント=“まとも”」な人事労務管理を探る(ミネルヴァ書房ウェブサイトから引用)著書となっています。