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定例研究会 2009年度

2009年度実施分定例研究会の成果につきましては『ジェンダーセンター年次報告書2010年度』(2011年3月31日発行)をご参照ください。(PDFデータにリンク) 

2009年度 第4回 『性同一性障害とジェンダー:性別違和を抱える多くの人々のQOL向上をめざして—』

2009年11月27日実施

講師略歴 石田仁(いしだひとし)博士(社会学・中央大学)
性同一性障害に関する研究で日本を代表する論者が、性的違和を覚える人々のQOL(Quality of life)向上について講演します。編著:『性同一性障害:ジェンダー・医療・特例法』(御茶の水書房、2009年)、共著:『ジェンダーと社会理論』(有斐閣、2006年)、『戦後日本女装・同性愛研究』(中央大g買う出版部、2006年)、『図解雑学 ジェンダー』(ナツメ社、2005年)ほか多数。 

2009年度 第3回 『独日における新しい女性運動とジェンダー政策』

2009年11月20日実施(通訳:姫岡 とし子氏)

講師略歴 イルゼ・レンツ氏
ボッフム大学社会科学部教授・京都大学客員教授。社会学者。アメリカ・日本・ドイツ(ミュンヒェン)の大学で学び、ベルリン自由大学で博士号を、89年にはミュンスター大学で大学教授資格を取得。専門は、労働とジェンダー、女性運動、異文化、グローバル化、社会変化に関する日独比較研究。2008年に Die neue Frauenbewegung in Deutschland. Abschied vom kleinen Unterschied.Eine Puellensammlung (The new women’s movements in Germany. Farewell to the little difference. A source collection),Wiesbadenを出版(Short version in 2009)。2010年には前みち子教授(デュッセルドルフ大学)との共編で Quellensammlung zur Neuen Frauenbewegung in Japan(Source collection of the new women’s movements in Japan),Wiesbadenを出版予定。 
講師略歴 姫岡 とし子氏
東京大学大学院人文社会系研究科西洋史学教授。専門は、近現代ドイツ社会史、女性・ジェンダー史。 

2009年度 第2回 『アメリカにおける中絶論争:公的な討議空間の課題』

2009年10月7日実施

講師略歴 デヴィッド・ザレフスキー氏
ノースウエスタン大学オーエン・クーン議論学教授を経て、現在、ハーバード大学客員教授、元全米コミュニケーション学会及び全米レトリック学会会長。米国の中絶論争の歴史、宗教、法律的側面を「公的説得の技法としてのレトリック」の権威ザレフスキー博士が分析する。 

2009年度 第1回 『台湾における「やおい現象」からみるジェンダー意識』

2009年7月3日実施

講師略歴 周 典芳氏

周 典芳氏

~1996年 台湾世新大学
1997年~2000年 大阪大学博士前期課程
2000年~2003年 大阪大学博士後期課程
2003年3月   大阪大学より「人間科学」博士号を取得
2003年~現在  台湾慈済大学コミュニケーション学科助理教授
(※助理教授は、講師と准教授の間の立場です)

研究分野
社会学、コミュニケーション学、ジェンダー学。