経営学部

【経営学部】藤江ゼミが商品開発に携わった北見のハッカ飴が卒業式の日に販売されました

2014年04月02日
明治大学 経営学部

【経営学部】藤江ゼミが商品開発に携わった北見のハッカ飴が卒業式の日に販売されました

3月26日()に行われた2014年度卒業式の日に、卒業生がにぎわうリバティタワー1階で、藤江ゼミナールが株式会社北見ハッカ通商(北海道北見市)さんと商品開発に携わった「北海道のハッカ屋さんとつくったハッカ飴」が、株式会社明大サポートの協力も得て販売されました。

 

藤江ゼミは、毎年夏季休暇中に本学副学長・社会連携担当である藤江昌嗣教授の故郷である北海道の企業を「フィールドスタディ」の授業の一環で訪問しています。その中でも、(株)北見ハッカ通商との交流は3年以上に及び、同社との産学連携プロジェクトとして、北海道の名産品である「ハッカ飴」の明大版の新商品開発を行ってきました。そして、長い構想期間を経て、ついに商品販売が実現しました。

 

 

先輩方の取り組みの蓄積を活かし、同社との今回の商品開発の企画は昨年9月からスタートしました。37人ずつのメンバーでプロジェクトチームを組み、商品コンセプト、パッケージデザイン、味の調節などに取り組みました。

特に、商品コンセプトは行き詰まることが多くありました。「私たちが開発に取り組んだハッカ飴は、上質でさわやかな天然メントールを使用しており、愛好家も大勢居ます。一方で、学生向けに行ったアンケートから『ハッカは刺激が強く、すすんで手に取ろうとは思わない』という返答が多くありました。そうした固定概念を壊す為に、これまでのハッカ飴のイメージを大きく変える必要があり、苦労もありました。」(ゼミ長:松岡誠造)とのこと。

 

それぞれの班のアイディアを企業に提示しフィードバックを受けながら、改善を繰り返しました。結果的に出来上がったハッカ飴は、メントールの刺激を押さえ、上質な味を楽しむことのできるハッカが苦手な人でも口にしやすいものになりました。パッケージについての、株式会社北見ハッカ通商の永田専務の言葉、「当社イメージから切り離し、思い切ったネーミングを試みました。」のように、明大生がより親しみを持てるものになりました。(写真参照)。また、担当の藤江昌嗣教授は「地域の活性化と不可分の地域資源の継承・発展を、学生の発想にも柔らかく対応して頂き、心とのどにやさしいハッカ飴という形で、示してくれました」と産学連携プロジェクトの可能性と期待を語っています。

卒業式当日のリバティ1階での特別販売では目標販売数の200個を売り上げ、引き続き駿河台、和泉、生田、中野の各キャンパスの明大マートにて販売が決定し、入学式当日にも和泉キャンパスでの特別販売が行われます。

 

藤江ゼミナール:http://fujiesemi.wix.com/fujieseminar

株式会社北見ハッカ通商:http://www.hakka.be/