経営学部

【経営学部】国際ボランティアプログラム(春学期)成果報告会を実施しました

2014年10月22日
明治大学 経営学部

コミュニティガーデンでの活動風景コミュニティガーデンでの活動風景

地域の人々と交流地域の人々と交流

全員で協力し宿舎で自炊をする様子全員で協力し宿舎で自炊をする様子

日本文化(ソーラン節)の紹介日本文化(ソーラン節)の紹介

シャンプレーン湖での思い出シャンプレーン湖での思い出

地元のツリーハウスにて地元のツリーハウスにて

成果報告会(学生によるプレゼンテーション)成果報告会(学生によるプレゼンテーション)

経営学部では国際化推進の一環として春・秋学期に各1回づつ,海外でのボランティア実習「国際ボランティアプログラム」を実施しています。春学期はアメリカ合衆国ヴァーモント州バーリントン市を実習先に,経営学部生9名(4年生:1名,3年生:5名,2年生:2名,1年生:1名)が14日間のボランティア活動に取り組みました。

2014年度春学期国際ボランティアプログラム
実習期間:8月14日~8月27日(14日間)
実習先:アメリカ合衆国ヴァーモント州バーリントン市

<今回の主な活動内容>
①コミュニティガーデンで花壇等の整備
②Dismas Houseで元受刑者の社会復帰支援活動
③壁面の修復・ペイント作業
④バーリントン市長訪問
⑤Shelburne Farmでの環境学習
⑥Ben & Jerry's Ice Cream FactoryでCSRの学習
⑦University of Vermont訪問(大学生との交流・ディスカッション)
⑧Japanese Night(参加学生の企画型イベント)

以下,プログラム参加者からの感想を一部ご紹介します。

★...今回の国際ボランティアプログラムを通して文化、NPO・NGO、持続可能性などについて学ぶ事が出来た。その中でも特に印象的な出来事としてUVMの大学院生と持続可能性について話し合ったこと、コミュニティファームでの活動等があげられる。また、現地のNPO・NGO団体との交流も勉強になりとても充実したプログラムだった。
★...バーリントンは自然豊かな場所で、キャビンから数歩歩いた所に大きな湖が広がっており、そこから見るサンセットは最高に綺麗でした。自然を大切にしているバーリントンだからこそ、エコセンターでは歴史的観点から今日の環境問題について市民に問いかけ、自然環境を専門とする大学院では大規模な研究がされていました。
★...同じ学校であるとは行っても、このプログラムがなければ出会えてなかったであろう9人が2週間共同生活をしたことで学んだことは数えきれないほどありました。人との関わり方や役割分担、笑う時間と学ぶ時間、その一つ一つが2週間を色濃いものにしたと思います。最初は不安でいっぱいでしたが今ではまた戻りたいという気持ちでいっぱいです。
★...ボランティアに参加し、数々のNPOなどを訪問して、自分の無知を痛感した。現地の方に日本の事を質問されても答えられない自分がいて自国の事を知らなすぎる自分に悔しさを覚えた。また、ディスマスハウスでは自分の英語が通じず、英語力の低さを痛感し、もっと英語を学ぼうと思った。
★...出発する前は楽しみよりも不安の方が多かったが、2週間の共同生活を通し、国内では経験できない事をたくさんした。この夏休みのボランティアは英語力と協調性を磨き、アメリカ社会やボランティアの形を学ぶ私の為のボランティアだったと言えるほど忘れられない楽しい時間だった。
★...このプログラムを通して、日本の事、地元の事を実は良く知らなかったことに気付き、海外の人にもっと日本の事を知ってもらう工夫をする事の大切さを学んだ。NPOについても、文化についても、バーモントだけでなく日本のそれにも目を向ける良いきっかけになった。この機会に感謝したい。
★...一番印象に残っている活動はJapanese Nightでした。これは地元の人に日本文化を紹介して文化交流をするというものです。私たちはこの活動の為に出発前から「ふるさと」の合唱や「ソーラン節」の練習をし当日披露しました。また日本から持参した食材を使い日本食も振る舞い、折り紙コーナーなどを設け折り方を教えたりしました。このような活動を通しもっと日本の事を海外の人に知って貰いたいと思いました。
★...日本文化の紹介で、私は食事担当でした。事前にお好み焼きと海苔巻を作ろうと計画し、日本から必要な食材を持っていきました。日本とは異なる環境で上手に作るのは想像以上に難しくハプニングもたくさんありましたが「美味しい」や「レシピを教えて」と言われたことがとても嬉しく楽しい時間となりました。
★...参加者の一人として考えさせられたのは「実は日本のことをあまりよく知らない」という事だった。灯台もと暗しというが、実際に外に出てみるまで近くの事を明確に意識する経験はこれまで少なかった。このプログラムを通し、アメリカの親切さと明るさを学び、日本の精密さと誇りを知った。