経営学部

【経営学部】中西晶ゼミナールとJISA(情報サービス産業協会)共同プロジェクトの終了報告

2020年08月25日
明治大学 経営学部事務室

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JISA&メンターのみなさんと(4年生含む)JISA&メンターのみなさんと(4年生含む)

2020年6月17日に本HPにて掲載した,中西晶ゼミナールとJISA(情報サービス産業協会)との共同プロジェクトが終了しました。
(参照:https://www.meiji.ac.jp/keiei/info/2020/6t5h7p000034bsp4.html

経営学部中西晶ゼミナールの3年生ゼミ(15名)では、IT業界の「働く」についてより広く大学生に知ってもらうため、IT企業の業界団体である一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)https://www.jisa.or.jp/の広報革新プロジェクトと協力し,2020年6月から7月にかけて全8回オンラインでのコラボ講義を行いました。
プロジェクトは,「INPUT→広報分析→事業提案」の3つのフェーズで構成され,このすべてをオンライン(Zoom)で行いました。

「Section1 INPUT」のフェーズでは,IT業界の概要やJISA会員企業であるIT業界で働く複数の若手社員による仕事紹介とインタビュー形式での意見交換がありました。

次の「Section2 広報分析」では,JISAの若者向けWebメディア「irodoru-ITのシゴトを伝える」(https://www.irodoru.net/)について個人ごとに分析・課題整理をしてレポートにまとめ発表した後,翌週は小グループに分かれてブレイクアウトセッションで議論し,「IT業界の広報訴求案」について発表しました。
実際にWebメディアを作成している方に対して改善策を提案することで,実際に即座に対応していただいたものもあり,それぞれのレポートについてのフィードバックもいただきました。

最後の「Section3 事業提案」では,3~4名のグループに分かれてビジネスコンテスト形式ですすめました。課題は,「コロナウィルスによって多大な影響を受けた業界の課題を解決するようなITサービス」を提案することです。「Section1 INPUT」で仕事紹介をした若手社員の方々が各グループのメンターとなってサポートをしてくださいました。各グループのテーマは,「VR(仮想現実)を利用した新たなソーシャル・ネットワーキングサービス VR Chat」「コロナに苦しむ教授たちを救いたい! Teacher’s Platform」「観光業をサポートするアプリ 旅行withコロナ」「コロナの影響下で、アルバイトで働けなくなった人が別の職場で働くことをサポートするようなシステムを考えたい! バイサポ」です。それぞれが,JISAの方々,メンターの方々,4年生の先輩の目の前(バーチャル)で発表し,審査の結果,「VR Chat」チームと「バイサポ」チームが同率一位となりました。

終了後にJISAに収集していただいたアンケートでは,「今回のゼミでIT業界への理解は深まりましたか?」という質問に対して,「大いに深まった」が7名,「深まった」が8名でした。「深まった」と回答した人の中には,「『大いに深まった』にしていないのは、まだまだこれからもIT業界への発見があるのではないかという期待の意味を込めている。」「『大いに深まった』を選択しなかった理由は、まだ知識を深めることができていないから。」という積極的な理由もありました。

このプロジェクトは,来年度も実施する予定です。今年度は,COVID-19のため,すべてがオンラインで行われましたが,来年度は対面で行われることを祈っています。
JISAのみなさま,メンターとしてご協力いただいたみなさま,ありがとうございました。