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【経営学部】大槻晴海ゼミナール・平屋伸洋ゼミナールが「第5回アカウンティングコンペティション」にて優秀賞・審査員特別賞を受賞
2021年01月21日
明治大学 経営学部
2020年12月13日にオンラインにて開催された「第5回アカウンティングコンペティション」において,
明治大学経営学部 大槻晴海ゼミナールCチームの稲垣ありささん,島田美玲さん,藤原直輝さん,山岸智紀さんが優秀賞,
平屋伸洋ゼミナールBチームの飯嶋圭吾さん,鎌塚史帆さん,日吉浩陽さんが審査員特別賞を受賞しました。
大槻ゼミナールCチームは「BSCと日本での普及」という研究発表を行いました。
彼らは,日本企業におけるBSC(バランスト・スコアカード)の導入率の低さに着目し,まず導入の阻害要因として,BSCが財務業績に対して間接的にはプラスの影響を及ぼすが直接的にはマイナスの影響を及ぼすこと,導入までに数年単位での準備期間を要すること,日本的経営がマイナスの影響を及ぼすことを指摘しました。その上で,日本企業にもBSCの導入に成功している企業が存在することから,その事例に基づいて,短期的な財務業績の向上ではなく間接的な貢献に着目すること,導入目的を明確化すること,経営陣・管理者・従業員間での双方向のコミュニケーションを促進することに阻害要因を改善する糸口を見出しました。そして今後,持続可能な社会を実現するためにBSCは有効であり,導入すべきであると主張しました。
平屋ゼミナールBチームは「内部情報と企業業績の関連性」という研究発表を行いました。
彼らは,企業内部の情報共有の意識が高く,それによって内部情報の質が高いほど企業業績にプラスの影響を及ぼすことを明らかにしました。ポストコロナにおいて新しいワーキングスタイルが模索される今日,従業員が企業内部の情報をいかに共有するか,またそのようなシステムやプロセスをいかに確立するかが企業の成長にとって重要な要素になるとの意義を提示しました。
「アカウンティングコンペティション」は,チームで研究した成果,およびプレゼンテーションを含めた総合点で審査される全国大会です。
実証研究分野,事例研究分野,実践的研究分野の3分野が設定され,各分野ごとに審査が行われます。
審査員は大学教員のみならず公認会計士や経営者といった実務界からも多数参加しており,多面的な評価がなされています。
第5回大会では初のオンライン開催という試みの中,20大学、30ゼミナール、54チームという過去最大規模の研究報告が行われ,
大槻ゼミナールCチームは実践研究分野において第2位である優秀賞を受賞(※学生最多得点賞も同時受賞)し,
平屋ゼミナールBチームは実証研究分野において第3位である審査員特別賞を(※2年連続)受賞しました。
大槻晴海ゼミナール① 大槻晴海准教授と受賞者で集合写真を撮りました。
大槻晴海ゼミナール② 入賞盾
大槻晴海ゼミナール③ 発表題目
平屋伸洋ゼミナール① 受賞者で記念撮影を行いました。
平屋伸洋ゼミナール② 受賞者で記念撮影を行いました。
平屋伸洋ゼミナール③ 発表題目
平屋伸洋ゼミナール④ 発表風景