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ジェンダーセンター

第3回定例研究会 「フランスの女性誌史—誕生から黄金期そして暗黒時代と転換」開催のお知らせ

開催期間:2016年01月21日
明治大学 情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

 フランス革命は制度面のみならず人々の価値観を大きく変容させ、そのなかで新聞や雑誌などメディアが発達した。女性を主たる読者とする女性誌が発達したのものその時期であり、女性誌の変遷は社会変化を反映している。フランス革命の経緯は明治維新を経験した日本社会と比較でき、また、第二次世界大戦は日本社会と同様にフランス社会にとっても大きな転換点となるなど、日仏の社会変化の歴史には共通点が見出される。本講演では、まず18世紀から現代に至るまでのフランスにおける女性誌の歴史を概括し、続いて1960年代後半以降の市場構造の相違を含めて日本と比較することにより、両者の特徴的な状況を考察する。

【講師】江下雅之 情報コミュニケーション学部教授
【略歴】東京大学理学部数学科卒業後、三菱総合研究所にて情報産業アナリストとして活動。1992年より1999年までフランスに滞在し、ESSEC、パリ第1大学、パリ第3大学で情報論、コミュニケーション論、メディア史等を研究。2014~15年にはパリ第13大学情報コミュニケーション学研究所(LabSIC)に客員研究員として招待され、主としてフランスのpresse féminine(女性誌)の歴史研究に従事。

【日時】2016年1月21日(木)16:30~18:00(16:00開場)
【会場】明治大学駿河台キャンパス リバティタワー7階 1073教室
【コメンテーター】高馬京子(明治大学情報コミュニケーション学部准教授)
【主催】 明治大学情報コミュニケーション学部ジェンダーセンター

※事前申し込みは不要、入場無料です。ご自由にご参加ください。