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2010年度 国際シンポジウム

2010年度 日独国際シンポジウム

『ライフコース選択の臨界点—生き方はどこまで自由に選べるのか?—』 Life Courses in Flux: New Opportunities and New Constraints

2010年10月22日(金)、23日(土)実施



少子高齢化や労働市場の再編成は大きな影響を各国にもたらしている。日本とドイツも例外ではない。第二次大戦後、両国は高度経済成長を経験したが、その時期にライフコースの「標準化」が見られた。その後、日本でもドイツでも、個人化がすすみ、生き方やライフスタイルが多様化したといわれる。しかしながら自由に生き方を決められるかといえば決してそうではない。本シンポジウムでは、日・独・米・香港を拠点に活動する研究者が集い、日独社会における個人の生き方の変容を、願望、社会規範、現在の社会状況等との関連から検討し、「ライフコース選択の臨界点」を探る。特に、近年のライフコースの変容と持続について、ライフ ストーリーないしバイオグラフィーの視点も取り入れ、仕事、家族、住まいの三つの分野に焦点を絞り考察する。 





<第1日目>
開会挨拶
基調講演Ⅰ・Ⅱ
セッション① 仕事とライフコース:仕事をめぐる人生の選択肢の変化
総括討論

<第2日目>
セッション② 結婚・家族とライフコース:結婚・家族観の変容と継続
セッション③ 住まいとライフコース:住まいから見る新しい生き方
総括討論
基調講演Ⅲ
(両日とも日英同時通訳付) 
本シンポジウムの成果につきましては、 『日独国際シンポジウム報告書「ライフコース選択の臨界点-生き方はどこまで自由に選べるのか?-』(2011年3月31日発行)をご参照ください。