—最優秀賞・優秀賞を選出、起業に向けて大きく前へ!—
「第1回明治ビジネスチャレンジ」最終選考会が3月15日にグローバルホールで開催されました。
本イベントは、(1)価値創造人材の発掘(2)持続的な明治大学発スタートアップ育成(3)総合大学ならではの、幅広い分野におけるイノベーション事業開発のロールモデルを築く(4)社会や文化に貢献するビジネスモデルの創出 といったテーマを掲げて、経営学部が主催し、東京コンテンツインキュベーションセンター/TCIC、明治大学大学院経営学研究科、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科などが協力、中小企業診断士紫紺会が後援する学内ビジネスコンテストで、今年度が初めての開催となります。
最終選考会は1人5分間のプレゼンテーションと質疑応答で行われました。
どの発表も、総合大学で学ぶ明大生ならではの視点や社会の課題解決に向けた提案が盛り込まれており、審査員もうなる高いレベルの内容でした。
後半は、外部審査員である大久保幸世氏(明治大学卒業生、創業手帳株式会社 代表取締役社長)、和田誠一郎氏(マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役)、鈴木英樹氏(株式会社ツクリエ 代表取締役)による「起業のタイミング」をテーマとしたトークセッションが行われ、起業を志す学生たちは真剣に耳を傾けていました。
その後の厳正な審査の結果、最優秀賞(副賞50万円及び1年間起業サポート)は、大神千朋さんの「『むちのち』革新的な“出会い”の創出で、社会課題を解決に導く」に決定し、優秀賞(副賞10万円)に大澤凜太郎さんの「投稿型アンケートアプリQs」、合田圭佑さんの「フレッシュドッグフードMEDIFRESH」を選出しました。
最優秀賞を受賞した大神さんは、「「Delqui(デルクイ)」の開発では、自身の経験を活かすことができて良かった。多様性社会の実現に向けて、絶対に事業を成功させたい」と、受賞の喜びを語りました。
審査員の大久保氏からは、「ファイナリスト全員の発表内容は、レベルがとても高いものであった。今後も完成度を高めて全員起業してほしい」と出場者への激励の声もかけられました。
今後、受賞者は起業に向けての準備に入り、明治大学は専門家によるサポート等の支援を行います。
経営学部では、4月5日の「明治スタートアップガイダンス」を皮切りに、春学期の講義として「起業のメカニズム」を開講し、学生の起業・スタートアップへの支援と促進の取り組みをさらに進めます。
■受賞者(応募代表者)の方々は、次のとおり。
最優秀賞(副賞50万円及び1年間起業サポート)
大神千朋 (文学部1年)「『むちのち』革新的な“出会い”の創出で、社会課題を解決に導く」
優秀賞(副賞10万円)
大澤凜太郎 (総合数理学部4年)「投稿型アンケートアプリQs」
合田圭佑 (農学研究科・博士前期課程2年)「フレッシュドッグフードMEDIFRESH(メディフレッシュ)」
第1回明治ビジネスチャレンジ/Meiji 1st Annual Business Challenge
主催:明治大学 経営学部
協力:東京コンテンツインキュベーションセンター/TCIC
明治大学大学院 経営学研究科
明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科
後援:中小企業診断士紫紺会
制作・運営協力:株式会社ツクリエ(TCIC運営受託企業)
優秀賞を受賞した大澤さんのプレゼンテーション
優秀賞を受賞した合田さんへ審査員から質疑応答
最優秀賞を受賞した大神さんのプレゼンテーション
大久保幸世氏(明治大学卒業生、創業手帳株式会社 代表取締役社長)、和田誠一郎氏(マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役)、鈴木英樹氏(株式会社ツクリエ 代表取締役)による「起業のタイミング」をテーマとしたトークセッションが行われました
審査員と記念撮影