—最優秀賞・優秀賞を選出、起業に向けてもう一歩前へ!—
「第2回明治ビジネスチャレンジ」最終選考会が3月13日にグローバルホールで開催されました。
本イベントは、(1)価値創造人材の発掘(2)持続的な明治大学発スタートアップ育成(3)総合大学ならではの、幅広い分野におけるイノベーション事業開発のロールモデルを築く(4)社会や文化に貢献するビジネスモデルの創出 といったテーマを掲げて、経営学部が主催し、東京コンテンツインキュベーションセンター/TCIC、明治大学大学院経営学研究科、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科、明治大学地域産学連携研究センターなどが協力、中小企業診断士紫紺会が後援する学内のビジネスコンテストです。
最終選考会には、第1次選考会で選出された8組のファイナリストが出場。ファイナリストたちは、1月から2月にかけて、アクセラレーションプログラムを受講し、それぞれのビジネスプランをブラッシュアップさせてきました。
最終選考会は1人5分間のプレゼンテーションと質疑応答で行われました。
どの発表も、総合大学で学ぶ明大生ならではの視点や社会の課題解決に向けた提案が盛り込まれており、審査員からも高い評価を得ていました。
後半は、外部審査員である大久保幸世氏(明治大学卒業生、創業手帳株式会社 代表取締役社長)、和田誠一郎氏(マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役)、鈴木英樹氏(株式会社ツクリエ 代表取締役)による「起業家に求められる資質」をテーマとしたトークセッションが行われました。大久保氏からは、「起業家には、圧倒的な行動力が求められるので、明大生は、起業することに向いている。」と、起業を志す学生にアドバイスがありました。
その後の厳正な審査の結果、最優秀賞(副賞100万円及び1年間起業サポート)は、蓮見大聖さんの「AMATERAS SPACE」に決定し、優秀賞(副賞20万円)に辻山憲太さんの「BUZZ MAKERS」、KIM YUNSEOさんの「AIte」を選出しました。
最優秀賞を受賞した蓮見さんは、「最優秀賞を受賞できて大変光栄です。これからグローバルに活躍して、明治大学を代表する起業家の1人になれるように頑張ります。宇宙が当たり前になる世界をつくっていきたいです。」と、受賞の喜びを語りました。
審査員の大久保氏からは、「受賞しなかった方も有望なプランがあった。このなかから、明治大学のスタートアップを代表する起業家が出てくると思うので、期待している。」と出場者への激励の声もかけられました。
今後、受賞者は起業に向けての準備に入り、明治大学は専門家によるサポート等の支援を行います。
経営学部では、
4月4日の「明治スタートアップガイダンス」を皮切りに、春学期に「起業のメカニズム」、秋学期に「スタートアップ経営のメカニズム」を開講し、学生の起業・スタートアップへの支援と促進の取り組みをさらに進めます。
■受賞者(応募代表者)の方々は、次のとおり。
最優秀賞(副賞100万円及び1年間起業サポート)
蓮見大聖 (情報コミュニケーション学部4年)「AMATERAS SPACE 誰もが宇宙で暮らせる未来へ。」
優秀賞(副賞20万円及び1年間起業サポート)
辻山憲太 (商学部4年)「ショート動画で企業課題を解決する BUZZ MAKERS」
KIM YUNSEO (情報コミュニケーション学部3年)「留学生の支援チャットボット AIte(AI + 相手)」
第2回明治ビジネスチャレンジ/Meiji 2nd Annual Business Challenge
主催:明治大学 経営学部
協力:東京コンテンツインキュベーションセンター/TCIC
明治大学大学院 経営学研究科
明治大学専門職大学院 グローバル・ビジネス研究科
明治大学地域産学連携研究センター
後援:明治大学中小企業診断士紫紺会
制作・運営協力:株式会社ツクリエ(TCIC運営受託企業)
優秀賞を受賞した辻山さんのプレゼンテーション
優秀賞を受賞したKIM YUNSEOさんのプレゼンテーション
最優秀賞を受賞した蓮見さんのプレゼンテーション
大久保幸世氏(明治大学卒業生、創業手帳株式会社 代表取締役社長)、和田誠一郎氏(マネックスベンチャーズ株式会社 代表取締役)、鈴木英樹氏(株式会社ツクリエ 代表取締役)による「起業家に求められる資質」をテーマとしたトークセッションが行われました
審査員と受賞者の記念撮影