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落錘試験機





 この落錘試験機(Instron 9450)は、Max高さ1.1mからMax70kgの錘を落とし試験片に衝撃を与え、衝撃力を測定できる装置です。自然落下だけでなく錘を加速させて落とす機構も備えており、最大で1.8kJのエネルギーを試験片に与えることのできる高い性能を備えています。機械工学科機能デザイン研究室では、衝突が起こった際に潰れることによってエネルギーを多く吸収し、人の命を守る構造を研究しています。本試験機を用いることにより、大きな衝撃によって構造が潰れていく過程のデータを測定・記録できるとともに、自動車事故や機械製品の破壊を想定した、より実用的な研究が可能になります。明治大学大学院理工学研究科の機械系研究室との共同利用により、新たな研究領域の開拓、企業との共同研究の推進など、インタラクティブな研究に活用しています。

理工学部