7月9日〜11日に開催された日本コンクリート工学協会主催の コンクリート工学年次大会 2008(福岡)において、明治大学建築学科建築構造第一研究室の武争也君が、「年次論文奨励賞」を受賞しました。
武君の論文タイトルは、「降伏機構分離型鉄筋コンクリート造梁の構造詳細に関する研究」と題し、その内容は大地震時においてもほとんど損傷が生じなく、優れたエネルギー吸収性能を有する新しい鉄筋コンクリート造の開発に関する研究です。
コンクリート工学年次大会は我が国のコンクリート分野では最も権威がある大会であり、「年次論文奨励賞」は「コンクリート工学年次論文集」に掲載された論文・報告の講演者の中から、論文査読委員ならびに各セッションの座長からの評価報告に基づき、大会実行委員会において慎重に審議し、特に優秀な論文・報告についての講演を行った40歳以下の若手研究者を対象として与えられる若手研究者にとって大変名誉ある賞です。今後の大いなる活躍が期待されます。