明治大学シンポジウム
「歴史的街並群をいかに再生するか」
~地域文化を活かす歴史的街並群再生のための工学的アプローチ~
【企画主旨】
「地域文化を活かす歴史的街並群再生のための工学的アプローチ」の研究を始めてから6年目を迎えます。研究対象地域に設定した岡山県高梁市は、古い文化を継承した街並とそこで暮らす人々の生活が融合し、今後も魅力ある高梁市として継続するために住民や行政など市全体が一体となって活動を行っています。我々もこの様な高梁市の街並を再生するために学術的観点から工学的アプローチを行ってきました。これらの活動は今後も継続的に行っていきますが、これまでの研究活動の中で多くの研究成果が得られました。
そこで、途中経過ではありますが研究成果報告として今回シンポジウムを開催致し、我々の活動を広く知って頂くとともに、お力添えを頂ければと思っており、是非ともシンポジウムにご参加頂きますようよろしくお願い致します。
●主催:明治大学「地域文化を活かす歴史的街並群再生のための工学的アプローチ」研究会
(代表:野口弘行)
●共催:明治大学理工学部建築学科
●日時:2012年11月10日(土)13時30分~16時30分
●場所:明治大学駿河台キャンパス リバティータワー1021号室
【プログラム】
1.研究総合 「地域文化を活かす歴史的街並群再生のための工学的アプローチ」
野口弘行(明治大学理工学部建築学科教授)
2.基調講演 「日本民家のフレキシビリティ」内田祥哉(東京大学名誉教授)
3.研究報告
意匠分野:「景観構造の視覚化と歴史的街並の再生」
古市修(明治大学まちづくり研究所客員研究員、㈱U-Design)
構造分野:「守内商店の構造診断と再生手法について」
内山善明(明治大学理工学部建築学科 研究員)
環境分野:「伝統的建築群の風況解析と温熱環境改善効果の検証」
酒井孝司(明治大学理工学部建築学科教授)
4.パネルディスカッション「歴史的街並群をいかに再生するか」
コーディネータ:小林正美(明治大学理工学部建築学科教授)
パネラー:内田祥哉(東京大学名誉教授)
野口弘行(明治大学理工学部建築学科教授)
酒井孝司(明治大学理工学部建築学科教授)
小山明男(明治大学理工学部建築学科教授)
松島洋(松島建築設計事務所)
渡辺恵郎(高梁市歴史まちづくり課課長)
5.まとめ 野口弘行(明治大学理工学部建築学科教授)
●問い合わせ先:明治大学理工学部建築学科 木質構造(野口)研究室
e-mail:nogu@isc.meiji.ac.jp TEL:044-934-7330
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