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理工学部

【応用化学科】相澤守教授が日本無機リン化学会で学術賞を受賞

2013年10月02日
明治大学 理工学部

 理工学部応用化学科の相澤守教授が、第二十二回 日本無機リン化学会 学術賞を受賞しました。

業績表題:異方性制御アパタイトの創製とその応用に関する研究

内容:
 ヒトの歯や骨の主要な無機成分である「水酸アパタイト(HAp)」は六方晶系に属し、a(b)面およびc面という2つの結晶面を持っています。ヒトの生体骨中のアパタイトはa(b)面(六角形の鉛筆の側面に対応)が発達した構造を持っています。これに対し、歯のエネメル質のアパタイトはc面(六角形の鉛筆の底面に対応)が発達しています。
 同氏は、「なぜ、ヒトは組織部位により結晶面の異なるアパタイトを選んだのか?」という点に着目し、生体骨や歯のエナメル質のモデルとなりうる、異方性アパタイトの単結晶粒子の合成とその超微細構造の解析に係わる基礎研究を多年にわたり推進してきました。また、基礎研究だけでなく、この異方性を制御したアパタイト粒子を用いて再生医療に係わる医学応用の研究も展開し、これまでに「三次元的な構造をもつ再生培養骨」や「ハイブリッド型人工肝臓」などを開発しています。これらの一連の研究業績が認められ、今回の受賞につながりました。
 なお、日本無機リン化学会は、リンを含有する無機物質およびそれに関係する物質に特化した学会として、1986年に設立され、今年で設立27年目を数えます。


関連ホームページ:日本無機リン化学会  http://www.jaipc.jp/
応用化学科相澤研究室  http://www.isc.meiji.ac.jp/~a_lab/

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