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理工学部

2015年度複合領域科目「国際実習」試行版タイプログラム実施報告

2015年09月29日
明治大学

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 理工学部は2015年9月2日から11日まで複合領域科目「国際実習」の試行版タイプログラムを実施した.本プログラムは同科目(1単位)の根幹をなす実習であり,2016年度より本格実施されるが本年度は試行版として理工学部7名が参加した.本プログラムの目的は,海外に出て異文化交流の経験を積むことで国際感覚にあふれ,多面的な思考力と広い視野を涵養することと,そこで働くエンジニアの生の声を参加学生が直接聞くことにより,キャリア形成の一助とすることである.本プログラムは本学アセアンセンターにおける3回の講義,シーナカリンウィロート大学理学部訪問,バンコクに展開する主に日系企業7社の会社訪問から構成されている.
 講義は,シーナカリンウィロート大学のProf. Ravipan Saleeponによる「Unbalanced Growth and Current Thai Economy」(写真1),明治大学アセアンセンター講師のMs. Uirairakku Tanshiritonchaiによる「初級タイ語,初級タイ文化」,本学卒業生で 三菱電機Kang Yong Watanaに勤務している 加藤伊月氏による「Working in Thai」となっている(写真2).Prof. Saleeponの講義はタイの経済についての問題点を鋭く指摘した内容であった.さらに,加藤氏の講義はタイの現状の問題点を日本人の視点から分かりやすく解説してくれたものとなっていて,2つの講義が相乗効果を生んでタイの現状を理解するまたとない機会となった.一方,Ms. Uirairakkuの講義はタイ語だけでなく文化についても簡単な紹介があり,本講義はバンコク到着直後に行われたため,バンコク滞在中の役に立つこととなる.
 到着した次の日(3日)の午後には,シーナカリンウィロート大学の理学部を表敬訪問し,Prof. Waraporn Viyanon, Prof. Kageeporn Wongpreedeeらから理学部と宝石学に関するコースの説明を受け,授業を見学した.同学部は世界的にも珍しい宝石学に関するコースがあり,理学部の建物内には鉱石に関する博物館を併設している.タイは宝石産業が盛んなため,学生が宝石に関する知識と技術を習得し,実業界へと就職するキャリアパスを形成するだけでなく,地方の産業振興に大学が貢献している説明があり,感銘を受けた.(写真3)
到着した3日後より,土日の休日を挟んで以下の企業の訪問・工場見学を実施した.訪問企業は以下の通りとなっている.
 SANDEN (Thailand) Co., Ltd.:自動車用カーエアコンの製造ラインを詳細に見学しました.入口に咲くお花が印象的でした.(写真4)
 Thai Meidensha Co., Ltd.:タイの地下鉄の送電線を敷設しているお話などをいただきました.理工学部の卒業生の方が社長さんでした.(写真5)
 Fuji Xerox (Thailand) Co., Ltd.:海外における営業の大変さを本学の卒業生から直接学ぶことができました.(写真6)
 Crown Seal Public Company Limited:ビールの王冠やペットボトルの蓋を作る“ものづくり”の現場に密着しました.(写真7)
 Mitsubishi Electric Consumer Products (Thailand) Co., Ltd.:商業用ビルのエアコンを作る工場を見学しました.ショウルームではムーブアイを体験することができました.(写真8)
 Fuji Xerox Echo-Manufacturing Co., Ltd.:「ここまで徹底しているとは….」予想を大きく上回るオフィス機器の再生工場でした.(写真9)
 Schneider (Thailand):フランスに本社のある電子部品のグローバルカンパニーでした.今回はブレーカーの製造ラインを見学しました.(写真10)
全ての会社で見学後に質疑応答の時間を取っていただき,タイで働くことになったいきさつ,仕事の苦労,喜び,誇り,さらに,タイで生活することについて率直な意見交換の場となった.
 プログラム期間中には,タイ紫紺会の会員の方との懇親会が,情報コミュニケーション学部のタイプログラムに参加している学生・教員と合同でホテル近隣のタイレストランで行われた.単なる旅の情報交換にとどまらず,日本とタイの文化の違いや,アジアで働くことの意義まで,幅広い内容の会話があちらこちらのテーブルで盛り上がることとなった.(写真11)また,休日の土曜日の午後はチャイナタウンとお寺の見学,日曜日はアユタヤの観光と,忙しいプログラムの間を縫った気分転換の一日半となった.(写真12)
 最後に,本学アセアンセンターの齋藤正雄氏とMs. Uirairakku Tanshiritonchaiにはタイ語や食事など大変お世話になりました.(写真13)さらに,訪問企業の方々ならびに講師の方々にも大変お世話になりました.参加者一同,感謝の意を表します.


明治大学アセアンセンター
http://www.meiji.ac.jp/cip/aseancenter/center/
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