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理工学部

【理工学部・機械工学科】機能デザイン研究室(石田祥子准教授)は特別研究プロジェクト「折紙のタイヤで車は走れるか?」にチャレンジしました

2019年07月12日
明治大学 理工学部事務室

 2019年4月から6月にかけて、理工学部機能デザイン研究室(指導教員:石田祥子准教授)は特別研究プロジェクト「折紙のタイヤで車は走れるか?」にチャレンジしました。機能デザイン研究室では、折紙の数理をもとに、形状が大きく変化する展開構造や軽くて強いコア構造の設計を研究テーマとしています。このプロジェクトは、紙のように柔らかい素材を用いても、形状を工夫すれば大きな荷重を支えられることを実証するもので、研究室所属の学生12名(大学院生4名、学部4年生8名)が紙製タイヤの設計と製作に力を合わせて取り組みました。
 タイヤに使用するコア形状の選定に始まり、紙製タイヤの設計と製作、荷重の測定と検証まで、全て研究室所属学生の手で行いました。実際の車を用いた走行試験では、日本工学院八王子専門学校自動車整備科の学生と協力し、4本でわずか7kgの紙製タイヤであっても形状を工夫すれば1tの車を支持できることを実証しました。限られた時間の中で粘り強く課題を解決し、素晴らしいチームワークでプロジェクトを成功に導きました。
 このプロジェクトの様子は、6月29日夜10:30~11:30 NHK BS プレミアム「本気でイグ・ノーベル賞狙います!」にて放送されました。

参考
機能デザイン研究室 http://www.isc.meiji.ac.jp/~sishida/home.html
NHK BS プレミアム「本気でイグ・ノーベル賞狙います!」https://www4.nhk.or.jp/P5079/

紙製タイヤの製作紙製タイヤの製作

実車での走行試験実車での走行試験

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