電気電子生命学科電気磁気エネルギー材料研究室(小原学准教授)の櫻井志さんが、令和元年電気学会基礎・材料・共通部門大会において、平成30年優秀論文発表賞(部門表彰)として表彰されました。
論文題名「複数距離観察によるMFM像と画像処理を用いたフェライト焼結磁石の磁区観察手法の精度評価」
本研究は、磁石特性において重要な保磁力のメカニズムを議論する上で必要とされている磁区構造の観察手法のひとつであるMFM(磁気力顕微鏡)を用いた方法において、新しい手法を提案し、その精度を評価したものです。
磁区構造評価が難しいとされていたフェライト磁石において、これまでに無い高い精度で磁区模様を決定することができる方法として高く評価されました。