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理工学部

【理工学部応用化学科】岩間稜さん (4年・金子弘昌研究室) を代表者とする明治大学チームが化学工学会第18回プロセスデザイン学生コンテストで受賞しました

2019年09月18日
明治大学 理工学部事務室

 理工学部応用化学科4年の岩間稜さん (金子弘昌研究室) を代表者とする明治大学チームが、日揮株式会社にて開催された化学工学会 第18回プロセスデザイン学生コンテストにおいて、以下の4つの賞を受賞しました。
・新手法チャレンジ賞(丸善石油化学賞)
・アドバンストモデリング賞(日本ハネウェル賞)
・データエンジニアリング賞(アスペンテックジャパン賞)
・プロセス設計省力化賞(シュナイダー エレクトリックソフトウェア賞)

 エチレンオキシドは有機化学工業にとって最も重要な原材料の1つです。製品純度 99.5 wt% 以上で温度 5 ℃ のエチレンオキシドを工場の稼働時間を年間 8,000 時間として一年あたり35,000トン、さらにエチレンオキシドの濃度 10 mol%以上の製品を年間 35,000 トン製造するプロセスを、プラントシミュレータを活用することで設計しました。エチレンと酸素を触媒反応器で反応させることでエチレンオキシドを生成し、生成したエチレンオキシドを水に吸収させて未反応のガスと分離します。このような中、プラントシミュレータに加え、学生自ら開発した人工知能によって効率的にエチレンオキシド製造プロセスを設計しました。設計したエチレン製造プロセスの設計および新規設計手法が評価され、4つの賞を受賞しました。

受賞者:岩間稜(金子弘昌研究室・学部4年), 山田信仁, 江尾知也(金子弘昌研究室・博士前期課程1年), 清水直斗, 小島巧(金子弘昌研究室・博士前期課程2年)
受賞名:新手法チャレンジ賞(丸善石油化学賞), アドバンストモデリング賞(日本ハネウェル賞), データエンジニアリング賞(アスペンテックジャパン賞), プロセス設計省力化賞(シュナイダー エレクトリックソフトウェア賞)
学会名:化学工学会第18回プロセスデザイン学生コンテスト
開催地:日揮株式会社
開催日:2019 年 9 月 16 日 (月)
発表題目:機械学習を用いたエチレンオキシド製造プロセスの設計
発表者:〇岩間稜, 山田信仁, 江尾知也, 清水直斗, 小島巧
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