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理工学部

【理工学部】2019年度複合領域専門科目「国際実習(建築版)」タイプログラム実施報告

2019年10月05日
明治大学 理工学部事務室

 理工学部建築学科では、201993日から913日まで複合領域専門科目「国際実習(建築版)」タイプログラムを実施しました。本プログラムは同科目の根幹をなす海外実習であり、その目的は、海外に出て異文化交流の経験を積むことで国際感覚にあふれ、多面的な思考力と広い視野を涵養することと、そこで働く技術者の生の声を参加学生が直接聞くことにより、キャリア形成の一助とすることです。

 2018年度に引き続き、建築学科では理工学部版との共通プログラムを残しつつ、「国際実習(建築版)」としてより建築・都市に特化したプログラムを実施しました。2019年度は、学部23年生31名(内建築学科18名)が参加しました。理工学部版との共通プログラムとして本学アセアンセンターにおけるタイの経済に関する講義、タイに展開する日系企業の会社・関連施設訪問、およびシーナカリンウィロート大学人文学部日本語学科の学生とのグループ交流活動を実施しました。建築版では日系ゼネコンの建設現場訪問、グループ毎にバンコク市内の建築物・都市デザインを目的とした調査活動を行い、またチュラロンコン大学建築学部、およびタイ・バンコクの建築設計事務を訪問しました。

 実習を通じて、参加学生はタイの文化に直に触れると同時に、海外で働くための考え方・心構えを理解することができ、将来の進路を考えるうえでも貴重な経験を積むことが出来たものと考えられます。

 なお、「国際実習(建築版)」は、文部科学省・平成28年度「大学の世界展開力強化事業~アジア諸国等との大学間交流の枠組み強化~」 のタイプBにて本学が採択された「CLMVの持続可能な都市社会を支える共創的教育システムの創造」の事業構想に基づく派遣プログラムの一つとして実施しました。

チュラロンコン大学建築学部訪問。Scott Drake氏から学部の構成についての説明を受けるチュラロンコン大学建築学部訪問。Scott Drake氏から学部の構成についての説明を受ける

タイ鹿島にてタイ駐在所員の方を交えてのラウンドテーブルディスカッションタイ鹿島にてタイ駐在所員の方を交えてのラウンドテーブルディスカッション

タイの建築事務所、A49の訪問タイの建築事務所、A49の訪問

本学アセアンセンターでのグループ写真。国際実習(建築板)参加者本学アセアンセンターでのグループ写真。国際実習(建築板)参加者

タイ鹿島でのグループ写真タイ鹿島でのグループ写真

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