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理工学部

【理工学研究科機械工学専攻】博士前期課程1年の李牧東さんがISATMP-20 Best Oral Presentation Awardを受賞しました

2020年11月18日
明治大学 理工学部事務室

理工学研究科機械工学専攻の李牧東さん(博士前期課程1年、石田祥子研究室)が、11月5~7日に韓国にて開催されたThe 20th International Symposium on Aerospace Technology & Manufacturing Process (ISATMP-20, 2020)において、Best Oral Presentation Awardを受賞しました。
ハニカムコア構造は軽量高強度な複合材として輸送機などに利用されていますが、李さんの発表では、生物の形状にヒントを得て、既存のハニカムコアの強度をさらに向上できる可能性を実験的に示唆しました。バイオミメティクス(Biomimetics; 生物模倣)を取り入れた構造設計の着眼点が高く評価され、受賞に至りました。
宇宙工学と折紙工学は親和性が高く、巨大宇宙構造物の収縮展開に折紙の数理が利用された事例があります。今後は、そこにさらにバイオミメティクスを取り入れ、ハニカムコア構造の機械的特性の向上を目指していきます。

Title: Enhanced Out-of-plane Strength of Bio-inspired Honeycomb Cores with Extra Hollows
Speaker: Mudong Li (Meiji University)
Coauthors: Sachiko Ishida (Meiji University), Kazuya Saito (Kyushu University)
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