理工学研究科物理学専攻 博士前期課程1年 野口大輝さん
理工学研究科物理学専攻博士前期課程1年の野口大輝さん(生物物理第一研究室、指導教員:光武亜代理准教授)が、分子シミュレーション学会が主催する第34回分子シミュレーション討論会(2020年12月, オンライン)にて学生優秀発表賞を受賞しました。
発表演題は「18残基チオエーテル結合環状ペプチドp6,p7のシミュレーションデータの解析」
分子動力学シミュレーションと呼ばれる、原子や分子の動きをコンピュータ上で再現する手法を用いて、2種類の環状ペプチドp6,p7の構造安定性を評価しました。その結果、p6はp7に比べて特定の安定構造を持つことがわかり、ペプチド医薬品として有効である可能性が示唆できました。