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女子中高生の理系進学を後押し 「ふらっと理工系トーク@生田OC」を開催~日清オイリオとソニーで活躍するOGが登壇~
2026年09月10日
明治大学 理工学部
パネルトークは会場が満員となり、質問も活発に飛び交い大盛況となった
左から秋野さん、片山さん、倉澤さん(司会進行)
化粧品の原料のサンプルを見せながら質問に応じる秋野さん。化粧品業界に興味を抱く多くの中高生が秋野さんの周りに集まった
理工学部は8月2日(日)、女子中高生の理系進学を後押しするイベント「ふらっと理工系トーク@生田OC」を生田キャンパスで開催した。オープンキャンパスに合わせて開かれたこのイベントでは、社会の第一線で活躍する卒業生(OG)を2人招き、パネルトークと質問会を2回実施し、計150人の女子中高生と保護者が参加した。
女子中高生が理系へ進学するにあたり、進路選択の判断材料やキャリアを描くための身近なロールモデルが不足していると考えられている 。理工学部は、イノベーションを創出するには誰もが「フラット(平等)」に学べる環境が重要だと考えている。今回のイベント名にある「ふらっと」には、このような学部の姿勢と「気軽に」参加してほしいという2つの意味を込めており、イベントを継続して行っている。また、進路選択における女子中高生への無意識な偏見(アンコンシャス・バイアス)を解消するため、保護者や教員への参加も積極的に呼びかけている。
パネルトークは株式会社文化放送キャリアパートナーズの倉澤陽子氏の司会進行のもと、「働いていて心から楽しいと思える瞬間は?」「“好き”や“得意”が進路にどのようにつながったか」「進路を決断した時に悩んだことは?」などを話題に、高校・大学時代を振り返りつつ、現在の仕事の醍醐味や学問とのつながりについて、それぞれ率直に語った。
イベントに登壇した卒業生(OG)
秋野友香さん(理工学研究科 応用化学専攻博士前期課程2023年修了)
日清オイリオグループ株式会社で化粧品原料の品質企画・分析業務を担っている秋野さんは進路選択について、「理系科目が好きで得意だったので学部・学科選びに迷いはなかったが、大学院への進学は少し悩んだ。結果として専門性を生かした仕事をしたいという気持ちが強まったので進学を決めたが、その過程では院卒のキャリアや年収などのあらゆる情報を集め、両親を説得した」と大学院進学時のエピソードを披露し、「理工学研究科で得た深い学びや考え方、アプローチの視点が研究職としての土台になっている」と語った。
片山あかねさん(理工学研究科 機械工学専攻博士前期課程2019年修了)
ソニー株式会社で開発・設計職としてセルソーター(細胞分取装置)の送液の開発・設計を担う片山さんは、現在の仕事について「顧客はじめ商品企画・サービス部門の意見をくみ取ってチームで意見交換し、自分の意見も採用されながらプロダクトとして形にできるのが嬉しい。細胞が流れる流路の洗浄検討など、データ測定・解析する機会も多く、日々学びと刺激があって楽しい」と開発・設計職ならではの魅力を語ったうえで、「好きだからこそ、その先の深掘りができて新たなことを見出せると私は思っている。皆さんも今自分が好きなことに真剣に向き合って進路を考えて欲しい」と自身の経験から参加者へアドバイスを送った。
参加者からは「どうしてその道を選んだのかなどのリアルな話を実際に経験した人から聞けてよかった」(高1)や「将来のことをもっと現実的に考えられるいい機会になったから」(高2)、「研究職にあまり興味がなかったが、とてもかっこいいなと思い、大学院、研究職も選択肢の一つとして考えていきたいと思えた」(高3)といった多くの前向きな感想が寄せられ、有意義な機会になった。







