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理工学部

崎濱栄治特任講師が日本マーケティング学会「ベストオーラルペーパー賞」を受賞しました

2026年10月27日
明治大学 理工学部事務室

写真右が崎濱特任講師写真右が崎濱特任講師

崎濱栄治理工学部特任講師(株式会社AG+代表取締役)が、日本マーケティング学会カンファレンス2026 オーラルセッションにおいて発表した研究「笑顔が広がり,受賞企業の顔は見分けられなくなった — 日本企業3261報告書にみる第三者評価の模範と視覚表象の拡散 —」により、ベストオーラルペーパー賞を受賞しました。

本研究では、企業が発行する統合報告書などの開示資料に掲載された人物写真に着目し、企業が社会に向けてどのような組織像を発信しているのかを分析しました。2019年から2025年までに公表された954社・3261企業年分の報告書を対象に、約18万件の顔画像データを用いて、女性比率や男女別の笑顔率を測定しています。
分析の結果、企業の報告書に掲載される人物の笑顔率は男女ともに上昇していること、また第三者評価を受けた企業の特徴として女性比率よりも男性の笑顔率が強く表れていることが明らかとなりました。さらに、未受賞企業が受賞企業の表現様式へ近づくことで、受賞企業と未受賞企業の違いが次第に見分けにくくなっていることを示しました。

本研究は、企業の情報開示における視覚表現の変化と、その模範となる表現の社会的な広がりを定量的に示したものであり、マーケティングやブランディング、非財務情報開示に関する研究分野に新たな知見を提供する成果として高く評価されました。

なお、本研究はJSPS科研費「JP26K16407」の助成を受けて実施されました。

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