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理工学部

聖マリアンナ医科大学と共同研究会を開催

2018年07月23日
明治大学 理工学部事務室

第一部 共同研究に関する経過報告第一部 共同研究に関する経過報告

第二部 共同研究ニーズ及びシーズに関する報告第二部 共同研究ニーズ及びシーズに関する報告

第三部 ポスターセッション(交流会)第三部 ポスターセッション(交流会)

 2018年度の「明治大学・聖マリアンナ医科大学共同研究会」を7月21日、川崎市の聖マリアンナ医科大学・教育棟で開催しました。両大学の抱える研究ニーズ(需要)とシーズ(種)に関する報告会やポスターセッションを通して、双方の研究への理解と新たな共同研究の発足を促すことを目的にした同研究会は3回目となります。

 開会のあいさつには、聖マリアンナ医科大学の尾崎承一学長と明治大学の久保田寿夫理工学部長が登壇し、それぞれ両大学の研究のマッチングに対して期待を述べました。

 続く、第一部では両大学の共同研究に関する経過報告が行われました。今回は、「アメリカンフットボールにおける頚部外傷-頚椎への力学的負荷との関連-」について聖マリアンナ医科大学助教の室井良太氏が、「アメリカンフットボール時に発生する脳振盪に対する力学的アプローチ」について本学理工学部の納冨充雄教授(機械工学科)が概要を説明し、医工連携の可能性を示しました。

 第二部は、両大学7人の研究者が共同研究ニーズおよびシーズに関する報告が行われました。本学からは、梶原利一理工学部准教授(電気電子生命学科)、相澤守理工学部教授(応用化学科)、本田みちよ理工学部准教授(応用化学科)、乾雅史農学部専任講師、山口智彦研究・知財戦略機構特任教授が、医療の現場での応用が期待される5つの研究テーマについて紹介しました。第三部の若手研究者によるポスターセッションを含めて、両大学の研究者間で活発な意見交換が行われました。

 両大学は2013年7月、教育・研究活動の連携の推進を目的とした大学間交流に関する包括協定を締結。以降、教員同士による共同研究も着実に進展をみせるなど、今後もさらなる連携が期待されています。
理工学部