6月
26日〜
27日にキャンベラ協定の第
10回総会が中国・上海の同済大学で開催されました。そして、一般社団法人日本技術者教育認定機構(
JABEE)が、正式加盟機関を代表して次期(
2025-2027)の議長職を担当することが決定し、
JABEEから推挙された理工学部田中友章専任教授が議長(
Chair)に選出されました。
キャンベラ協定は、2008年に締結された建築教育認定団体の国際協定で、日本ではJABEEが2019年より正式加盟しています。「UNESCO-UIA建築教育憲章」に基づき、加盟機関の認定を受けた建築教育プログラムおよび修了生の本質的同等性を相互認証する枠組みとして、現在9つの国と地域の認定機関が正式加盟し、その傘下で世界各国400以上の教育プログラムを認定する包括的なプラットフォームへと発展しています。本学では、理工学部建築学科と理工学研究科建築・都市学専攻国際建築都市デザイン系(I-AUD)からなる6年一貫の教育プログラムにより、2016年よりJABEE建築系学士修士課程認定を受けており(2024年度修了生より認定対象となっており)、在学生および修了生がキャンベラ協定に基づく相互認証のメリットを裨益しています。
田中友章専任教授は、併せてJABEEの業務執行理事に就任し、JABEEを代表して2027年の第11回総会まで2年間任期でキャンベラ協定議長の任に当たります。また、次回2027年のキャンベラ協定総会は、次回2027年の総会が、東京で開催されることも併せて決定されました。