理工学部物理学科卒業生である、古澤力さん(現:大阪大学大学院情報科学研究科准教授)が第26回西宮湯川記念賞を受賞されました。
この賞は日本人初のノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士が、受賞理由となった「中間子論」を西宮市苦楽園在住のころに提言したことから、西宮市が1986年に創設したもので、理論物理学における研究を奨励するために若手研究者(40歳未満)の顕著な業績に対して贈呈される賞です。
11月7日に西宮市で行われた賞の贈呈式では、「生物という複雑なシステムの理解を目指し、さらなる研究を進めていきたい」との抱負が語られました。
研究テーマ:「カオス力学系モデルによる細胞分化の理論的研究」
【参考URL】
西宮市ホームページ