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理工学部

【理工学研究科】基礎理工学専攻物理系の村岡道弘君が日本堆積学会最優秀口頭講演賞受賞

2012年01月11日
明治大学 理工学部

 基礎理工学専攻物理系D2の村岡道弘君(指導教員:長島和茂准教授)が、2011年12月23日~24日に長崎大学で開催された日本堆積学会にて最優秀口頭講演賞を受賞しました。
 この賞は若手奨励を目的としており、日本堆積学会が主催する例会において最も優れた口頭講演をおこなった学生および35才以下の筆頭発表者に贈呈されるものです。

講演題目:「海底メタンハイドレートのパターン形成」

講演内容:
海底メタンハイドレートは海底堆積物中に層状、粒状、塊状、分散状という多様な形状で析出しています。
これらの形状の形成理由は十分には分かっていません。
本発表は、海底メタンハイドレートの成長過程のモデル実験を行い、すべての形状の再現に初めて成功しました。
さらに、氷の霜柱の理論と結晶成長の形態形成理論に基づいて、すべての形状に対する定性的な生成モデルを提案しました。

ご参考ホームページ:
○日本堆積学会 http://sediment.jp/ 
○物理学科長島研究室 http://www.isc.meiji.ac.jp/~icephys/index.html

以上

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