【日 時】2012年6月6日(水) 18:00~20:00
【会 場】
明治大学生田キャンパスA館4階・特殊プレゼンホール
【講 師】田村誠邦(明治大学建築学科客員教授)
【主 催】明治大学理工学部建築学科
【参加費】無料(学外の方でも参加できます)
【ポスター】→
こちら
【内 容】
昭和30年代から40年代のはじめにかけて、団地は、人々のあこがれであり希望の場所でした。
それから40年余りを経過し、建物の老朽化や居住者の高齢化など、団地を取り巻く環境は一変しています。
しかし一方で、団地ほど豊かな都市環境とインフラ基盤を備えた地域はそうないことも事実です。
この団地をいかに再生していくかということは、団地に住まう人々、区分所有者のみならず、団地を含む地域の将来にとっても、極めて重要な課題です。
団地再生とは、建物の老朽化や居住者の高齢化などの団地の抱える様々な課題を解決しつつ、安心して住み続けられる環境を整えていくことであり、建物の再生というハードの側面のみならず、居住者の暮らしやコミュニティの再生、活性化などのソフトの側面を含むものです。
しかし、ひとことで団地再生といっても、団地には様々な類型があり、それぞれの団地の類型や特質に応じた団地再生のあり方を考えていく必要があります。
本講義では、田村教授が直接携わった同潤会江戸川アパートメントの建替え事例を中心に、分譲団地の再生に焦点を絞って、その現状で抱える課題や将来の再生の方向性について探っていきます。
【問合せ先】明治大学理工学部
建築学科都市計画研究室 担当:天津朋道 tel:044-934-7390