理工学研究科電気工学専攻博士後期課程3年田中 諒君(石田義久研究室)が、ISA Transactionsの2013年度Best Paper Award を受賞しました。
ISA Transactions は、Elsevierから出版されている計測と制御に関する論文集で隔月に発行されており、産業界では極めて高く評価されています。今回の受賞は100件を超える論文の中から受賞しました。
論文誌名:ISA Transactions( International Society of Automation )
発表者:Ryo Tanaka, Hiroki Shibasaki, Hiromitsu Ogawa, Takahiro Murakami, Yoshihisa Ishida
論文タイトル:Controller design approach based on linear programming
内容:外乱オブザーバを用いた制御系設計法について述べています。オブザーバゲインは,ラウス・フルヴィッツの安定判別法と最終値定理を使って線形計画法により決定されます。シミュレーション実験によれば従来法に比べて、優れた外乱応答が得られております。また、DCモータを使った実機実験により提案法の有効性を確認しております。