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理工学部

理工学研究科物理学専攻博士前期課程1年の横井 駿さんが、日本生物物理学会が主催する2020年度日本生物物理学会学生発表賞を受賞しました

2020年10月21日
明治大学 理工学部事務室

理工学研究科物理学専攻博士前期課程1年の横井 駿さん(生物物理第1研究室、指導教員:光武亜代理准教授)が、日本生物物理学会が主催する2020年度日本生物物理学会学生発表賞を受賞しました。

発表演題は、「Dynamics of Orexin 2 Receptor Using Molecular Dynamics Simulation(分子動力学シミュレーションを用いた、オレキシン2受容体の動的性質の研究)」で、分子動力学シミュレーションという原子・分子の動きをコンピュータ上で再現するために使われる手法を用いて、Gタンパク質共役受容体(GPCRs)であるオレキシン2受容体の野生型・変異体のダイナミクスを比較しました。そして、GPCRsの活性状態・不活性状態を定量的に評価するための特徴量や、オレキシン2受容体における構造解析に有効な変異体を提案しました。

上記の研究成果が認められ、2020年度日本生物物理学会学生発表賞の受賞につながりました。
なお、昨今のCOVID-19感染拡大により、当該学会はオンライン上で開催されました。
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