松原達哉さん(2021年度理工学部機械工学科卒業)の卒業研究を基にした研究発表が日本ばね学会2022年度春季ばね及び復元力応用講演会(6月7日オンライン開催)において最優秀ポスター賞を受賞しました。
松原さんは、昆虫の翅にみられる凹凸が翅の剛性を高め、かつコンパクトな収納を実現していることを利用し、ばね材からなる凸状のテープを内蔵した展開構造を設計・製作しました。本展開構造は凸状テープの弾性によりわずかな時間で展開できるため、アクチュエータのような外部の動力源を必要とせず、展開構造のさらなる軽量化・小型化が期待できます。
受賞発表題目:ばね材を利用した自己展開可能な構造の設計と製作
受賞者:石田祥子、松原達哉