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理工学部

聖マリアンナ医科大学と共同研究会を開催

2022年10月05日
明治大学 理工学部事務室

第一部 共同研究に関する経過報告を行う納冨教授第一部 共同研究に関する経過報告を行う納冨教授

第一部 研究発表を行う金子准教授第一部 研究発表を行う金子准教授

第二部 共同研究ニーズ及びシーズに関する報告を行う榊原教授第二部 共同研究ニーズ及びシーズに関する報告を行う榊原教授

第三部 ポスターセッション(交流会)第三部 ポスターセッション(交流会)

 2022年度の「明治大学・聖マリアンナ医科大学共同研究会」を9月17日、川崎市の聖マリアンナ医科大学・教育棟で開催しました。両大学の抱える研究ニーズ(需要)とシーズ(種)に関する報告会やポスターセッションを通して、双方の研究への理解と新たな共同研究の発足を促すことを目的にした同研究会は5回目となります。
 
 開会のあいさつには、聖マリアンナ医科大学の北川博昭学長と明治大学の立川真樹理工学部長が登壇し、それぞれ両大学の研究のマッチングに対して期待を述べました。
 
 続く、第一部では両大学での共同研究の紹介・経過報告について本学理工学部2名の先生による発表がありました。
 納冨充雄教授(機械工学科)は「脳振盪の原因となる頭部の変形についての一考察」について、ラグビーの試合で実際に起こった事例を交えて発表がありました。
 金子弘昌准教授(応用化学科)は「数理モデルの直接的逆解析による分子設計・材料設計・プロセス設計」について、データ解析による予測について、医工連携の可能性を示しました。
 
 第二部は、両大学5人の研究者が共同研究ニーズおよびシーズに関する報告が行われました。本学からは、紀藤圭治農学部教授(生命科学科)、中村和幸総合数理学部教授(現象数理学科)、榊原潤理工学部教授(機械工学科)が、医療の現場での応用が期待される3つの研究テーマについて紹介しました。
 
 第三部では、ポスターセッションが行われ、本学理工学研究科の院生による研究紹介・発表がありました。両大学の研究者間で活発な質疑・意見交換が行われ、予定時間を大幅に延長して盛会のうちに終了しました。
 
 両大学は2013年7月、教育・研究活動の連携の推進を目的とした大学間交流に関する包括協定を締結。以降、教員同士による共同研究も着実に進展をみせるなど、今後もさらなる連携が期待されています。
理工学部