理工学部応用化学科4年の高岡翔さん(金子弘昌研究室)を代表者とする明治大学チームが、オンラインで開催された化学工学会 第21回プロセスデザイン学生コンテストにおいて、以下の3つの賞を受賞しました。
・データエンジニアリング賞(アヴィバソフトウェア株式会社賞)
・プロセスシミュレーション賞(株式会社アスペンテックジャパン賞)
・モデリングイノベーション賞(株式会社トクヤマ賞)
二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスによる地球温暖化問題は、深刻化しつつあります。脱炭素化の実現に向けて、製造過程でCO2の排出がないアンモニアであるグリーンアンモニアが注目されており、グリーンアンモニア製造プロセスの導入が検討されています。外部から供給されるグリーン電力の上限を 10MW として、グリーンアンモニアを製造するプロセスを設計する課題に対し、プラントシミュレータおよび学生自ら開発した人工知能を用いることで、効率的にグリーンアンモニア製造プロセスを設計しました。設計したグリーンアンモニア製造プロセスの設計および新規設計手法が評価され、3つの賞を受賞しました。
受賞者:高岡翔(金子弘昌研究室・学部4年)、中山祐生(金子弘昌研究室・博士前期課程2年)
受賞名:データエンジニアリング賞(アヴィバソフトウェア株式会社賞)、プロセスシミュレーション賞(株式会社アスペンテックジャパン賞)、モデリングイノベーション賞(株式会社トクヤマ賞)
学会名:化学工学会第21回プロセスデザイン学生コンテスト
開催日:2022年9月16日(金)
発表題目:機械学習を用いたグリーンアンモニア製造プロセスの設計
発表者:〇高岡翔、中山祐生