理工学部機械情報工学科の亀谷幸憲専任講師が「2022年度 日本機械学会 教育賞(業績名:「埼玉県松伏町と大学の連携による児童科学・工学教育の推進」)」を受賞しました。「教育賞」は、機械工学・工業分野に関わる教育活動において顕著な業績をあげた研究者または技術者に対して学会より贈呈される賞です。
亀谷専任講師は、電気通信大学及び東京理科大学の教員並びに埼玉県の松伏町教育委員会と共に、同町の全ての小学五年生を対象とした科学教室を数年に渡り企画・実施してきました。本科学教室は、児童の自然科学・技術に対する関心を深め、考えを巡らせ、学力向上を図ることを目的に、研究者による講話と実験実演・児童同士のディスカッション・児童の自作装置を用いた簡易流体実験の三部から構成されています。大学における最先端の研究をわかりやすく紹介することで、児童の科学への関心を刺激し、さらに周囲とのディスカッションにより考えが成熟していくプロセスを児童自身に体験させる体験型学習による教育貢献とその成果が評価されました。
表彰式は、2023年4月20日(木)、日本機械学会定時社員総会内(明治記念館)で開催される予定です。