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理工学部

【理工学部 応用化学科】データ化学工学研究室(金子弘昌研究室)&生体関連材料研究室(相澤守研究室)から発表された論文が国際学術雑誌Industrial & Engineering Chemistry Researchの表紙絵に選出されました

2023年04月13日
明治大学 理工学部事務室

表紙絵表紙絵

データ化学工学研究室(金子弘昌専任准教授主宰) と生体関連材料研究室(相澤守専任教授主宰)の共同研究の成果として発表された論文が、国際学術雑誌 Industrial & Engineering Chemistry Research における Volume 62, Issue 14 (2023) の表紙絵を飾りました。

日本では高齢者の人口が増加しており、骨粗鬆症患者は高齢者になるほど増加することから、今後日本では骨粗鬆症患者は増加すると考えられ、人工骨の開発が進められています。人工骨の開発段階において動物実験が不可欠ですが、今後は動物実験を削減することが求められています。そこで本研究の目的を、動物実験を行わない機械学習法を人工骨の材料設計に取り入れ、実験条件から材料特性や骨形成率を予測すること、そして既存の人工骨の骨形成率を超越する人工骨の実験条件を設計することとします。実験条件から材料特性を予測するモデルおよび材料特性と動物実験条件から骨形成率を予測するモデルから構成される二段階モデルを提案し、任意の骨形成率になりうる人工骨の実験条件を自由自在に設計することに成功しました。さらに、既存の人工骨の骨形成率を超える人工骨の実験条件の設計を達成しました。
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