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理工学部

聖マリアンナ医科大学と共同研究会を開催

2023年09月20日
明治大学 理工学部事務室

 2023年度の「明治大学・聖マリアンナ医科大学共同研究会」を9月16日、本学生田キャンパスで開催しました。両大学の抱える研究ニーズ(需要)とシーズ(種)に関する報告会やポスターセッションを通して、双方の研究への理解と新たな共同研究の発足を促すことを目的にした同研究会は6回目となります。
 
 開会のあいさつには、聖マリアンナ医科大学の北川博昭学長と明治大学の立川真樹理工学部長が登壇し、それぞれ両大学の研究のマッチングに対して期待を述べました。
 
 続く、第一部では両大学での共同研究の紹介や研究発表について本学教員から3名の発表がありました。
 共同研究発表では、工藤寛之准教授(電気電子生命学科)から「汗中乳酸モニタリングシステムに関する共同研究」について発表がありました。
 研究発表では両大学4名の研究者から共同研究ニーズおよびシーズに関する報告が行われました。本学からは、相澤守教授(応用化学科)と河野菜摘子准教授(農学部生命科学科)から発表がありました。相澤守教授(応用化学科)は「明治大学「生命機能マテリアル国際インスティテュート」の取り組み」について、河野菜摘子准教授(農学部生命科学科)からは「子宮内の自然免疫から精子を守る精漿タンパク質の役割と不妊への応用」について発表があり、医療の現場での応用が期待される2つの研究テーマについて紹介しました。
 
 第二部では、ポスターセッションが行われ、本学助教や理工学研究科の院生による研究紹介・発表がありました。両大学の研究者間で活発な質疑・意見交換が行われ、予定時間を大幅に延長して盛会のうちに終了しました。
 
 両大学は2013年7月、教育・研究活動の連携の推進を目的とした大学間交流に関する包括協定を締結。以降、教員同士による共同研究も着実に進展をみせるなど、今後もさらなる連携が期待されています。

第一部 共同研究に関する経過報告を行う工藤准教授第一部 共同研究に関する経過報告を行う工藤准教授

第一部 研究発表を行う相澤守教授第一部 研究発表を行う相澤守教授

第一部 研究発表を行う河野准教授第一部 研究発表を行う河野准教授

第一部 質疑応答の様子第一部 質疑応答の様子

第二部 ポスターセッション(交流会)の様子第二部 ポスターセッション(交流会)の様子

第二部 ポスターセッション(交流会)の様子第二部 ポスターセッション(交流会)の様子

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