北海道旭川西高等学校の生徒が9月11日(水)、明治大学生田キャンパスを訪れ、理工学部で研究実習を行った。
同校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており、専門研究機関での科学技術への理解を深める取り組みの一環として、このたび本学へ来訪する運びとなった。
この日訪問した生徒5名は、応用物理化学研究室(深澤倫子教授)・生物化学研究室(本田みちよ教授)・健康医工学研究室(小野弓絵教授)の3研究室で実習を行い、教員・学生らによる説明やデモンストレーション、実験への参加を通じて、理工学部が有する先端研究の現場を体験した。
参加した生徒からは、「普段高校で見れない機械で計測するなど、最先端の研究を触れることができて貴重な体験になった」、「深澤研究室のハイドロゲル実験では、実物に触れることができ感動した。大学生の方もとても親切だった」や「キャンパスが広くて施設環境が整っていて驚いた。進学先の候補になった」といった感想があった。
理工学部では、全ての高校生が参加できる公開講座「生田キャンパス高大連携プログラム」をはじめ、大学の学びを体験できるプログラムを実施している。今後も、中高生に先端研究と主体的に学ぶ重要性を伝え、進路選択や大学で学ぶ意義を考えてもらうための取り組みを継続していく。