理系学部の1・2年生を対象にした「大学院進学を考えている学生向けキャリアデザインガイダンス」が10月8日(火)・10日(木)に生田キャンパスで開催され、多くの理工学部生が参加した。
これは、将来の選択肢が幅広いという理系ならではの進路について、低学年のうちから理解を深めてもらうことを目的に、就職キャリア支援センターが毎年開催している学生支援イベント。
大学院進学のメリットや金銭面のサポート、進学適性を見極めるためのポイントなどについて、同センターの職員から詳しい説明があった上で、大学が提供する学生支援のサービスを上手く活用するための方法が示された。
参加した理工学部生からは「お昼開催で参加しやすく、ざっくりと大学院のイメージをつかめた」や「研究室別の進学・就職の情報がちょうど気になっていたのでありがたかった」、「知らないことが多く、足を運んでよかった。特に大学に就職データが豊富にあることがわかったので、就職キャリア支援センターを活用していきたい」といった感想が寄せられた。
理工学部は、学部4年~大学院(博士前期課程)2年の計6年間で連続性のあるカリキュラムを用意している。大学院進学予定の学部4年生は、一定の条件のもとで「学部履修生制度」を使って大学院の授業を履修できるほか、優秀な成績を収めた3年生を対象とした「飛び入学」の入試制度も設けている。
今後も学部と就職キャリア支援センターが連携し、低学年からのキャリア教育を充実させ、学生の多様な進路に応じた支援の質を高めていく。